2023年8月19日、看護学部小児看護学領域は、感染症対策をし、模擬授業の「赤ちゃんのお世話体験」を担当しました。
2グループにわかれた高校生の皆さんに、新生児モデル人形を用いた「抱っこ」「おむつ交換」について小児看護技術演習の実施をしました。
母子看護実習室の模擬授業の準備です。
全員分の手袋と感染防護用エプロンを準備し、2人に対して1体のモデル人形と紙おむつをそろえました。
模擬授業の内容は、「抱っこ」「おむつ交換」の実際の手順を最初にパワーポイントで説明しました。
その後、参加した高校生の皆さんは、一生懸命に赤ちゃんの抱っこや、おむつ交換の体験をしていました(皆さん上手にできていました)。
グループ担当の看護学部3年生の学生が、一緒になって高校生の皆さんにコツを説明してくれました。
子どもの抱っこやおむつ交換は、小児看護学実習では経験することが多い技術です。
新生児や乳児は膀胱の機能が不十分なため、日常生活の中でおむつを使用しています。
短い時間での体験となった模擬授業でしたが、モデル人形による演習で、高校生の皆さんにとっては、赤ちゃんと触れ合う練習の機会になったと思っています。
(写真の撮影と使用については参加した高校生の皆さんに使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子
]]>
3月25日は聖隷クリストファー大学看護学部のオープンキャンパスでした。
大学教員は高校生の皆さんにとって、かなり年齢が離れているので緊張させてしまうかもしれません。そこで看護学部では、高校生のみなさんに楽しんでいただけるよう、学生企画委員というオープンキャンパスのプログラムや、模擬授業を担当するチームが組まれています。3月25日のオープンキャンパスでは、その学生企画委員が中心となって司会進行や、模擬授業を担当しました。
司会進行が始まる前の学生の様子です。私よりリラックスしています。
とても落ち着いて司会進行していました。
当日は、大学パンフレットに載っているような晴れにはなりませんでしたが、聖隷クリストファー大学の雰囲気は感じていただけたと思います。
皆さんも、聖隷クリストファー大学の学生になって、今度は学生企画委員としてオープンキャンパスに参加してみませんか。
精神看護学領域 清水隆裕
(学生企画委員の写真は、本人の承諾を得て掲載しています。)
]]>こんにちは、看護学部の精神看護学(こころのケア)領域です。
「夏のオープンキャンパス」では、『自分らしさを活かし人とつながる~人と関わる時の自分のクセを知ろう~』という内容で、高校生のみなさんに20分の模擬授業をしました。
看護というのは、こころのケアでなくてもケア者と患者さんという人間同士の交流によって発生してくる現象です。ロボットに看護はできません。そのため、私という人間が相手に対しどのように関わるのか・存在するのか?という私自身が、癒しの道具となることを探求する学問でもあります。それには自分がどのような人間なのか知っておく必要があります。私はいるだけで相手を癒す花のような人間ですか?知らない間に相手を傷つけやすい刃物のような人間ですか?(しかし、つかいどころを知っていれば刃物はとても有意義な道具です)。
そこで、今回は自分の情動に関する傾向を探るためにEQS(エクス)という、対人関係の力・自分自身を見る力・状況に対する力を測定する試験紙を用いました。
模擬授業のスケジュールは以下の通りです。
・こころのケアについて
・EQSに回答
・点数を計算する
・自分の情動に関する強み・弱みの傾向を知る
私も、今回の模擬授業にあたってEQSを回答しましたが、対人関係力が一番低い点数になりました。こころのケアの専門家なのに、対人関係能力が低いとは面白い結果です。いや、それだからこそ「対人関係って難しいなあ」という思いがあり、人間対人間で行う癒しの関係を追及しているのかもしれません。
精神看護学領域 清水隆裕
]]>8月5日(金)中学生対象体験授業を開催しました。
約60名の中学生と保護者の皆さまにご参加いただき、【ちょっぴり看護師体験】をしていただきました。
実際に、ご自分の身体の音を観察したり、脈や心音をお聴きいただきました。
看護師になりたいみんなさん、「夢」はなりたいという意思を諦めなければ、必要な努力を続けられます。
この夏休み、進路に向かい、頑張ってくださいね!
応援しています。
当日の様子は、看護学部Instagramでも紹介していますのでぜひご覧ください!
]]>この投稿をInstagramで見る
11月6日(土)に、心理に関する専門職について高校生に向けて講義をしました。今回はコロナ禍ということもあり、残念ながらZoomを用いてオンラインでの講義になりました。下の写真は、大教室に教員3名(看護学部1名、社会福祉学部1名、リハビリテーション学部1名)と事務職員が1名集まってオンライン中継しているところです。
精神看護学領域に所属している私は、精神科の看護師が仕事として実際に何をやっているのか、という内容と、こころのケアに関する専門職に共通する心構えのことについて高校生にお伝えしました。
こころのケア・精神科看護師というと、こころが苦しんでいる人がいて、その人に支持・受容的に関わる、というイメージがあると思います。それは間違いではありませんが、その前提として、自分が相手にとって安心・安全であるのか?という自分の存在の仕方自体が問われているのです。(簡単に言えば、いつも不機嫌・怒っている人が、小手先で支持・受容的に接しても逆に困ってしまいますよね)。病と闘う患者さんにとって、安心安全な存在でいるためには、どのような自分であればよいのでしょうか。そして聖隷クリストファー大学の精神看護学領域では、相手を癒す手技・手法ではなくこの自分がケア者としてどう生きるのか?どのようにそこにあるのか?という問い自体を特に大切にしています。この問いは、高校生や学生だけでなく、今の私自身にとっても常に難しい課題として、常に目の前に立ちそびえています。こころのケア者である限りその課題が解決することはないでしょう。
このような、内向的思考、哲学的問いは、実は聖隷クリストファー大学の建学の精神につながっています(詳しくはこちら)。興味がある方は、聖隷クリストファー大学で一緒に、ケア者の存在の仕方を考えてみませんか。
精神看護学 清水隆裕
]]>大学の3月のオープンキャンパスは、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、厳重に感染防止に配慮し、日程・人数を分散して実施しました。
2021年3月27日、看護学部小児看護学領域においては、密閉、密集、密接を避け、消毒と換気の実施、ソーシャルディスタンスを保ち、シミュレータトレーニングモデルによるバイタルサイン測定演習の模擬授業を実施しました。
大学入り口の準備です。
母子看護実習室(小児側)の模擬授業準備です。
生徒さんが、ペアになりモデル人形、聴診器、ストップウォッチを使用できるように準備しました。
感染症対策をして、小児看護技術のバイタルサイン測定演習の模擬授業です。
赤ちゃんの心音を測定します。
ストップウォッチで1分間、心拍数を数えます。
生徒さんたちは一生懸命、新生児のバイタルサイン測定に取り組んでいました。
モデル人形による演習は短い時間でしたが、生徒さんたちにとっては、子どもの生命の徴候であるバイタルサインの測定を通して、子どもの生きることを考える体験になったと思っています。
(写真の撮影と使用については参加した生徒さんに使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子
]]>8月22日(土)、看護学部の「夏のオープンキャンパス」を開催しました。今回は第2回目ですが、前回(第1回)の8月8日(土)と同様、オープンキャンパスは新型コロナウイルス感染症の感染予防のために例年よりも規模を縮小し、小グループ(9名まで)によるキャンパスツアー形式で行われました。
キャンパスツアーは、最初に学部長挨拶があり、感染予防を呼び掛けるキャンパスツアーマニュアル(学生制作動画)を視聴後にスタートしました。今回は、看護学部の各領域、シミュレーション教育委員会、入試・広報センターの教職員がミニ体験授業、ミニ講義、展示、動画による説明・紹介などを担当しました。
看護学部「夏のオープンキャンパス」は、8月29日(土)に第3回が実施される予定です。また、現在、看護学部の「WEBオープンキャンパス」(←クリックするとページに飛びます)も大学ホームページで開催中です。
]]>大学の8月のオープンキャンパスは、新型コロナウイルス感染症への感染防止に配慮し、日程・人数を分散した形での来場形式にて実施しています。
2020年8月8日は、看護学部小児看護学領域は3密(3つの密)の密閉、密集、密接を避け、消毒と換気の実施、ソーシャルディスタンスを保ち、紙おむつ交換の演習の模擬授業を実施しました。
大学入り口の準備です。
母子看護実習室(小児側)の模擬授業準備です。
生徒さん1人に対してモデル人形、紙おむつ、手袋、防護用エプロンを準備しました。
感染症対策をして、小児看護技術の中のおむつ交換演習の模擬授業です。
赤ちゃんを正面にするようにして、おむつ交換を始めます。
実際の手順を、生徒さんに説明します。
生徒さんたちは一生懸命、乳幼児のおむつ交換の体験をしていました。
新生児や乳児は膀胱の機能が不十分なため、排泄回数が大人よりも多く、日常生活の中でおむつを使用しています。おむつ交換は、小児看護学実習では経験することが多い技術です。基本的な技術として、子どもが小さくても声をかけてスキンシップをとり、手早くおむつ交換をすることが必要になります。
モデル人形による演習で短い時間でしたが、生徒さんたちにとっては、子どもの清潔や感染予防の大切さを考える体験になったと思っています。
(写真の撮影と使用については参加した生徒さんに使用目的を説明し、承諾を得て掲載させていただきました)
文責 小児看護学 市江和子
]]>現在、テレビで本学のCMが放映されています。みなさんはもうご覧になりましたか?
このCM撮影は本学でも行われました。
残念ながら主役のモデルさんは本学の学生ではありませんが、
看護学部から2名の学生が撮影の手伝いに来てくれました。
筋肉注射の練習場面があり、学生がモデルさんに注射手技について説明しています。
一日がかりの撮影でしたが、実際のCMになったのは、ほんの数秒でした・・・
ほんの数秒のために、たくさんの皆さんがよいものを作りたいという目的のもと一つになって作業するプロセスは、興味深い経験でした。
みなさん是非テレビで本学のCMをご覧になってください。
]]>4月になり、看護学部では156名の新入生をお迎えしました。
新入生も、期待と不安でドキドキしながら、大学生活を始めているのではないかと思いますが、入学式や新入生セミナーで先輩たちが新入生をあたたかく迎えている様子について、4月14日のブログの映像をご覧下さい。
ここでは、受験生の皆さんに、聖隷クリストファー大学がどんな大学かを知っていただくために、3月21日におこなわれたオープンキャンパスの様子の一部をご紹介します。
3年生が中心になって、生後間もない“赤ちゃんのお風呂(沐浴)”について、高校生の皆さんにお話しました。
沐浴の技術は、入学後、2年次の「母性看護援助論」の演習で習得する、母性看護学において難易度の高い看護技術です。ですが、ご心配なく!
演習では、先輩である3年生が、母性看護実習で実際の赤ちゃんを沐浴した自分の体験を踏まえて、「すごく緊張したけど大学で何回も練習しとけば、頭の中がまっしろになっても自然と体が動くよ」、「実際の赤ちゃんの方が意外と沐浴しやすかったよ」、「途中で泣かれたけど、その時も慌てずに落ち着いてやれば大丈夫だから・・・」と、2年生の不安に共感しながらやさしく教えてくれます。
この日の沐浴のデモンストレーションの準備中。真剣なまなざしです。
これで、赤ちゃんの沐浴は完了。
高校生の皆さんには、赤ちゃん人形を、安全に気をつけて抱っこしてもらったり、お洋服を着せたりしてもらいました。
「なにか、質問はありませんか?」と、3年生。
高校生の皆さんが話しやすい距離に看護学生がいてくれるので、「看護」に興味のある方はオープンキャンパスに参加して、学生生活や授業や実習のことなどについて、ぜひ気軽に聞いてみてください。
次は、夏のオープンキャンパスでお待ちしています。
夏のオープンキャンパスの日程は、第1回8月11日(金・祝)、第2回8月26日(土)です。
母性看護学領域 黒野智子
]]>