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情報倫理

情報倫理を守る

情報倫理とは情報を扱う上でのモラルやマナーです。
多くの人が日常的に利用するようになったインターネットにはさまざまな情報が流れ、
とても便利である一方、うその情報や犯罪、迷惑行為があるという闇の部分もあります。
このようなインターネット社会の特性をよく理解して行動できるよう、加害防止と被害防止の
2つの点に注意してください。

被害を与えないために ~悪口やプライバシーにかかわる情報は発信しない!~

発信した内容は、友人ばかりではなく不特定多数の人が見ることを意識する。
他人のプライバシー暴露や侮辱するような書き込みは厳禁。
(匿名でも、IPアドレスや、携帯の個体識別番号から発信者は特定できる。)
SNSでは公開範囲を「友人」などに限定する。
一度ネットワーク上に発信された情報は完全に削除することはできないため、安易な情報発信はしない。
友人・他人に無断で写真や個人情報を載せない。
写真や音楽、映像など、肖像権や著作権の違反は犯罪であることを認識する。
ネット上でも実社会と同様に、ルールやマナーに注意をはらい発言等に責任を持つ。

被害にあわないために  ~ネット上の危険を知り、自分を守る~ 

1. インターネットを利用した犯罪から身を守る
ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺、ネットオークション詐欺などの悪質な手口があることを知る。
怪しいと思ったらクリックしたり個人情報を入力しない。請求がきても連絡したり、支払ったりしない。
2. コンピュータ、スマートフォンを狙ったウイルスから身を守る
情報端末にはウイルス対策ソフトを入れる等の対策をする。
スマートフォンは「小さなパソコン」と考え、以下の通り管理する。
必ず、パスワードロックをかけておく。
いつも最新OSにアップデートしておく。
信頼できる公式サイトから、アプリをインストールする。
アンドロイド端末ではセキュリティソフトをインストールする。
ウィルスに感染すると、データや情報が、悪意ある第三者に送られたり、携帯が乗っ取られて電話をかけたり写真を撮ったり自由自在に操られてしまう。
3. 個人情報、プライバシーを守る
パスワードは人に教えたり、簡単なパスワードにしない。
(Webサイトで名前やメールアドレスなどを入力する際は、利用目的を確認し、個人情報が不正に利用されないようにする。

著作権を侵害しない ~著作権侵害は刑事罰を受けます~

著作物(音楽CD、DVD、映画、ゲーム、ソフトウェア、写真、イラスト、小説、エッセイなど)を著作者に無断でコピー、配布するのは犯罪であることを認識する。
有名人に限らず写真には肖像権があり、無断でネットにアップロードすると肖像権侵害となる。
ファイル共有ソフト(WinnyやShare等)で、著作権違反のファイルをダウンロードするだけで著作権侵害の犯罪となる。