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2018年3月27日 (火)

2018年3月24日(土)春のオープンキャンパス

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もうすぐ2年生になる学生スタッフの4人です。積極性があり、優しく参加者に接している姿をみていて、頼もしく思いました。

今回のミニ体験授業は、A先生による「介護の現場で行われるレクリエーションについて学ぼう!!」でした。

介護福祉士の仕事内容には、食事介助、排泄介助、入浴介助いわゆる3大介護のイメージがあると思います。もちろん、この3大介護といわれる命を守る支援は大切で、その支援内容も福祉士としての技があります。

介護福祉士は、心身になんらかの障がいがあり、介護を必要とする人のQOL
(生命の質、生活の質、人生の質)の低下防止・維持・向上を目指し、生活支援をします。

レクリエーションもその一つで、“快い”生活、楽しい豊かな生活に役立ちます。

今回のレクリエーションは、パラリンピックの正式種目でもあるボッチャと暗中模索ゲームでした。

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ボッチャのルールはカーリングに似ていました。思った以上にコントロールが難しいようで、参加者の苦戦が見られましたが目標球に球を近づけるのに成功した方の表情は、とても、嬉しそうでした。

障がいのある方も、ボッチャでからだを動かし、社会参加を楽しまれるのだと思います。

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暗中模索のゲームでは、学生スタッフの二人がアイマスクを付け、参加者の口頭指示に従い床を這って目標ボールに辿り着くゲームでした。

介護の現場では、介助をする前に声かけをし、見守り、できない部分を口頭指示(短文の声かけ)で、その人のできる力を支えます。

今回の体験授業は、レクリエーションの視点から、介護福祉士が行う介護の生活支援の幅を体験として知っていただけたのではないかと思います。

              

                              (教員:杉山せつ子)